読書
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谷川道子先生翻訳のブレヒト『アンティゴネ』について少し書きました。 http://hondayonda.hatenablog.com/entry/2015/09/01/232819
ことばは変わる ─ はじめての比較言語学作者: 黒田龍之助出版社/メーカー: 白水社発売日: 2011/11/29メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (1件) を見る「外国語大学」での講義をもとにした、「比較言語学」の概説書。比較言語学といえば厳…
英国庭園を読む: 庭をめぐる文学と文化史作者: 安藤聡出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2011/11/16メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見る副題が「庭を巡る文学と文化史」。「英国庭園」あるいは「イングランド式庭園」と呼ばれる…
表裏井上ひさし協奏曲作者: 西舘好子出版社/メーカー: 牧野出版発売日: 2011/09/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (12件) を見る別にテキスト論などを持ち出す以前に、ぼくはもともと作家そのひと自身に関心を向ける気持ちが…
大学とは何か (岩波新書)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/07/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 142回この商品を含むブログ (50件) を見るぼくは大学を卒業しても大学にいてさらに修了してもまだ大学にいつづけていまだにあちこちの…
日々のあれこれ 目白雑録4作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/06/17メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ (15件) を見る寝る前に少しずつ、読む。楽しむ。そして読んだそばから内容を忘れていく。言葉と痛快な揶揄…
荒俣宏の裏・世界遺産(3) 衛生博覧会を求めて (角川文庫)作者: 荒俣 宏出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/07/23メディア: 文庫 クリック: 14回この商品を含むブログ (2件) を見る本屋で買って、用事で新宿に行く途中の…
東京都庭園美術館で開かれている「森と芸術」展へ、家族で出かけた。 あまり知られていないのではないかと思うが、「きのこ」をモチーフにした服装やアクセサリーを身につけていくと、入場料が100円引きになるのだった。 娘に前夜にビーズできのこのブローチ…
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎,大澤真幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/18メディア: 新書購入: 11人 クリック: 184回この商品を含むブログ (137件) を見るドイツで、どうしてもいまひとつピンとこないこと、それは町の中心…
ブログがツイッターのまとめばかりになっている。 このところ、身体が夜更かしを許さないのである。ブログを書く時間だった夜中。 夜はパソコンに向かうな、早くベッドに入れ、という声。翌日の苦しみ。 早寝早起きに転換せねばならぬのかもしれない。 その…
ようやく、採点と成績表作成と来年度のシラバス作成がすべて終わった。ふう。 いや、集中してやればもっと早くに終わるはずなんだけど。そこが怠け者の怠け者たるゆえんである。このようにして無為に馬齢を重ねていくのだ。 村上春樹の『雑文集』、読み終わ…
昨日の夜はサッカーのアジアカップ決勝戦で夜更かししたのだが、結局勝ったから良かったものの、零対零のまま延長戦という展開で負けていたら夜更かし的に言って翌朝非常にダメージの残る状況だったわけで、ほっとしたのだ。 アジアカップの報道で韓国選手の…
すゞしろ日記作者: 山口晃出版社/メーカー: 羽鳥書店発売日: 2009/08/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 92回この商品を含むブログ (50件) を見る銀座三越での展覧会に行って妻が山口晃を大いに気に入り、画集を買ったのみならず仕事で神保町に寄ったつ…
ことばと思考 (岩波新書)作者: 今井むつみ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/21メディア: 新書購入: 22人 クリック: 116回この商品を含むブログ (56件) を見る言語と思考、である。サピア=ウォーフ仮説である。懐かしいこのテーマ。著者は言語学者…
精神的デプレッションからはだいぶ回復してきたが、何もできない→ユーウツ→何もできない、という悪魔のサイクルの吸引力は強く、しかも四十も後半に至ると、なさなかったことの堆積が体と心を縛りつけてなかなか辛い。誰かと共同作業で仕事をしたいな。いま…
数回前のこのブログでダンティカの本を取り上げたとき、ハイチについてはほとんど知らない、と書いた。それはたしかにそうなのだけれど、しかしあとで思い出した。西江雅之の本の中で、ハイチにはたびたび出会っていたのだ。 はじめは、『旅人からの便り』。…
ゴーレムの生命論 (平凡社新書)作者: 金森修出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/10/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (24件) を見る日々のあれこれに追われ、やらねばならない仕事がなかなか進まず、大事なつながりを維持す…
歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ (中公新書)作者: 渡辺裕出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/09/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (29件) を見るドイツ児童文学の講義、今週はアルニム/ブレンターノ『少年の魔法の角笛…
千円ほどの雑誌ふたつをせっかく買ったのだから頭からこつこつ読んでいこう、「文藝」には多和田葉子や中原昌也や笙野頼子の小説も出ているし、でも「ミステリマガジン」はどれも連載で途中からミステリ読むのはキビシイ。 「文藝」の「これだけは読んでおき…
筑摩書房70周年記念の文庫復刊、ラインナップが決定し、その中に野村泫(ひろし)先生の『グリム童話』が入った。すばらしい。ちくま学芸文庫。 カントーロヴィチの『王の二つの身体』やジークフリート・クラカウアー『天国と地獄』も復刊されるのだ。 http:…
今年は種村季弘の七回忌、それに合わせて(ということなのかどうか)スパンアートギャラリーで「オマージュ種村季弘展」が開かれている(後期「種村季弘の漫遊記」、20日まで。前期「種村季弘とマニエリスム」は終了)。スパンアートギャラリーのオーナーは…
父として考える (生活人新書)作者: 東浩紀,宮台真司出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/07/08メディア: 新書購入: 8人 クリック: 276回この商品を含むブログ (76件) を見る読了。就学前の子どもがいる二人の学者・批評家が、子育て中の父親という観点から…
日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性 (NHKブックス)作者: 東浩紀出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 212回この商品を含むブログ (35件) を見る2010年3月に東工大世界文明セン…
言葉はなぜ生まれたのか作者: 岡ノ谷一夫,石森愛彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/07/13メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 214回この商品を含むブログ (33件) を見る評判の本。そして確かに知的な刺激に満ちたおもしろい本だった。 進化論的なバ…
本当は読んだ小説とかブンガクとかについて考えて縷々自説を述べたいのだが考えをまとめる精神的余裕がなくてでもなにかは書きたくて適当なものでお茶を濁しているような気がするがまあいいか。 授業では教科書に入る前にドイツに関する情報を提供する時間を…
食べる作者: 西江雅之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/04/23メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (5件) を見るサッカー、ワールドカップがたけなわ。でも人の熱狂を見るとこちらはすっと冷めてしまうという性格のため、世間から一歩引…
音楽と文学の対位法 (中公文庫)作者: 青柳いづみこ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/05/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る4年ほど前にみすず書房から出た本が文庫になった。 演奏家で同時に文筆家、とい…
憂鬱と官能を教えた学校 上---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声 (河出文庫 き 3-1)作者: 菊地成孔,大谷能生出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/05/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 164…
極私的東京名所案内 増補版 (ワニブックスPLUS新書)作者: 坪内祐三出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2010/04/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 101回この商品を含むブログ (6件) を見る『演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ』で明治の演劇改良運動に…