ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

牧野宣彦『ゲーテ「イタリア紀行」を旅する』(集英社新書、2008年2月)読了

ゲーテ「イタリア紀行」を旅する (集英社新書ヴィジュアル版)作者: 牧野宣彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/02/15メディア: 新書 クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る 『イタリア紀行』は未読である。独文専攻としては恥ずかしい。翻訳…

脇明子『物語が生きる力を育てる』(2008年1月、岩波書店)読了

『読む力は生きる力』(2005年、岩波書店)に続く、「生きる力」第2弾。岩波新書の『魔法ファンタジーの世界』(2006)は読んだのだが、『読む力は・・・』は読んでいない。タイトルを見て、敬遠してた。今回は本屋でぱらぱらとめくってみて、最初の3章が昔…

Mrs.f『VOYAGE! 3』(フェリシモ出版、2007年2月)

有楽町の三省堂で購入。帰りの電車のなかで読む。というか眺める。なんと言ったらいいのか、オールカラーの「雑貨」本。著者は1999年から2005年までイギリスに、2005年春からドイツ(ハンブルク)に在住のバイヤーだそうだ。「フェリシモ」って確かカタログ…

DeLi Nr.8(論創社、2007年11月)

DeLi(デリ)〈8〉作者: DeLi編集部出版社/メーカー: 論創社発売日: 2007/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る ドイツ文学、特に現代の生きの良い作家たちの翻訳をメインとした雑誌の、第8号。昨年末に出ていたが、ようやく買…

笹野尚明『バロックの貴婦人』(響文社、2008年2月)

[rakuten:book:12795384:image] 駅前の本屋で見つけて買った。装釘が美しい。表紙が教会の天井画の写真。バロックのフレスコ画だ。ディーセンという町にあるバロック様式の教会のものだという(描いたのはヨハン・ゲオルク・ベルクミュラー。67ページに「ベ…

花vs雪

草花って、雪を溶かしてる?

宮下誠『ゲルニカ ピカソが描いた不安と予感』(光文社新書、2008年1月)

ゲルニカ ピカソが描いた不安と予感 (光文社新書)作者: 宮下誠出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/01/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (22件) を見る ぶらりと近くの繁華街へ出て、本屋や服屋をぶらつきつつ(桜玉吉を2冊購…

令丈ヒロ子『若おかみは小学生!』(講談社青い鳥文庫、2003年)

子供の本の売り場をぶらぶらしていて、ふと手にとって買ってしまい、喫茶店で読む。カバーを掛けてもらわなかったのでちょっと恥ずかしく、表紙カバーを外して読んだ。令丈ヒロ子の評判は知っていたし、このシリーズが特設コーナーとして1巻から最新11巻まで…

マンガ評論書2冊、続けて読んだ

ほぼ同時期に出版された、マンガの評論書。ひとつは伊藤剛『マンガは変わる』(青土社、2007年12月)、もうひとつはいしかわじゅん『漫画ノート』(バジリコ、2008年1月)。マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ作者: 伊藤剛出版社/メーカー: 青土社…

川村二郎先生

昨日(7日)、川村二郎先生が亡くなられた。1928年生まれ、80歳。 川村先生(面識はないのだが、「先生」とつけて呼びたい)は、ドイツ文学者、文芸評論家。都立大学で教えられていた。文学、書物に関わることにおいて、おそろしいほど該博な知識を持ち、か…

平松謙三『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし』

ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし作者: 平松謙三出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ発売日: 2005/05/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (41件) を見る 近所の本屋で見つけた本。2005年6月、ブルース・インタ…

末木文美士『日本宗教史』(岩波新書、2006年4月)

中学時代の恩師からの年賀状に、「今年は明治の廃仏毀釈についての本を読む」とあった。それが頭にあって、本屋で目についたこの本を購入。日本宗教史 (岩波新書)作者: 末木文美士出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 10人 クリ…