ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の日射し

昨日、授業で学生に「先生、疲れ切った顔をしてますね」と言われてしまった。たしかに不調なので、やはり教壇に立つとごまかしはきかない。熱のでない風邪的症状が続いている、この時期はいつもこんな感じだ。鼻の奥が痛む。 娘をバレエのレッスンに送ってい…

川岡義裕・堀本研子『インフルエンザ パンデミック』(講談社ブルーバックス、2009年9月)

朝日新聞の「天声人語」を批判するのは、もはやヤボなこと、ベタすぎてかっこわるいことになっているのだろうけど、しかし今日(9月23日)のやつは、久しぶりにふと読んでしまって、やはりひどい、いやむしろ、ふざけるな、と言いたい気分になった。 「浪速…

男と女とチョートク

母親がおばたちと話をしているのを横で聞いていて、子ども心にいつも不思議に思っていたことがあったのだ。 ある話題で話をしていて、だれかがしゃべっている途中で、聞いているほうがその話題と全く関係ないことをふっと言って(たとえば「あら、これおいし…

「近代演劇」と「歌舞伎」のあいだ

神山彰『近代演劇の来歴−歌舞伎の「一身二生」』(森話社、2006年3月)と『近代演劇の水脈−歌舞伎と新劇の間』(2009年5月、森話社)、読了。近代演劇の来歴―歌舞伎の「一身二生」 (明治大学人文科学研究所叢書)作者: 神山彰出版社/メーカー: 森話社発売日: …

ドイツ映画祭2009

情報。 今年も新宿バルト9で「ドイツ映画祭」だ。10月15日(木)から18日(日)まで。一昨日からチケットの一般販売も始まった。公式ホームページはここ。 http://www.germanfilmfest.jp/index.html 今年のベネチア映画祭で審査員特別賞だった、旬の映画監督…

月刊「言語」休刊

少し大きめの本屋ならたいてい置いてあった大修館の月刊「言語」をあまり見かけなくなったなと思っていた。學燈社の「國文學」が今年の7月号で休刊になり、つぎはあれかな、と。今日町田のリブロでふと気になって手に取り、ぱらぱらとめくったところに「休刊…

上橋菜穂子「守り人」最初の3巻を読んで続きは少し我慢

圧倒的に面白いので、少しずつ読む、ということができず、抱えているやるべきことの時間がとられてしまうから、とりあえずストップをかけた。授業が始まったら、行き帰りの電車の中で続きを読むことにしよう。 最初の3本のなかで言うと、物語のしつらえは最…

青い花

ノヴァーリスではなく、志村貴子である。青い花 4巻 (F×COMICS)作者: 志村貴子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2009/04/23メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 66回この商品を含むブログ (169件) を見る 女子高校に通う女の子たちの物語。もうひとつ連載…

山口昌男『学問の春 〈知と遊び〉の10講義』(平凡社新書、2009年8月)

新書479学問の春 (平凡社新書)作者: 山口昌男出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2009/08/11メディア: 新書購入: 4人 クリック: 53回この商品を含むブログ (47件) を見る 山口昌男が1997年に札幌大学に作った文化学部(はじめは学部長、のちに2002年度まで札幌…

長ネギ問題

日々のお買い物を実践するにあたって「長ネギ問題」を避けて通れないことは皆さんご存じのことと思う。 ぼくは夏休みのあいだ、午前中家でなすべき日々の課題をこなし、昼に外へ食事に出て夕飯の買い物をして帰る(食事の後は喫茶店で読書することも多い)と…

長谷川四郎

「KAWADE 道の手帳」シリーズの最新刊は、長谷川四郎。生誕100年とのこと。長谷川四郎--時空を超えた自由人 (KAWADE道の手帖)出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/08/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 21回この商品を含…

Nintendo DSを海外旅行に持っていく際にはご注意ください

ムスメがドイツ旅行に持っていったDSi、充電は変換プラグだけ持っていけばだいじょうぶだと思っていたら、実は海外用の別のACアダプタが必要だった、とホテルで充電しようとしてようやく気がついたのだった。 仕方ないのでSaturnに行って聞いたら売り切れ、…