ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

学生の顔を思い出しながら採点しつつ大学で学ぶことについて考える

今朝、NHKの朝のニュースを見ていたら、大学全入時代と言われる現在、大学は中途退学者の増加に頭を悩ませている、として、ある大学の「取り組み」が紹介されていた。 その大学は(歴史は古いが4年制の大学となったのは最近のこと、経済経営学部のみの単…

採点でたいへんな日々

とりあえずメモ。 川口マーン惠美『ドイツ料理万歳!』(2009年7月、平凡社新書)を読む。著者はシュトゥットガルト在住25年と。長くドイツで暮らしてきたひとが率直にドイツの食事風景をスケッチしている。自分に自信があり、思ったことをストレートに言う…

岡田暁生『音楽の聴き方』(中公新書、2009年6月)

クラシック音楽を中心に、「聴き方」つまりは鑑賞の「型」を指南しよう、という本。感性にゆだねるのではない、学習すべき「聴き方」の枠組みがある、というのである。こういうタイトル、テーマの本は、ありそうで、ない。それはもちろん、クラシック音楽は…

徳永康元『ブダペストの古本屋』(ちくま文庫、2009年6月)

ブダペストの古本屋 (ちくま文庫)作者: 徳永康元出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/06/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 38回この商品を含むブログ (27件) を見る 徳永康元といえば、ぼくにとってはまずはマレーク・ベロニカの『ラチとらいおん』の…

なかなかに時間がとれず

本は少しずつ読んでいるのだが、ゆっくりブログを書く余裕がない。 ペリカンの万年筆を買った。 手紙を書こうと思って文房具屋で便箋を買い、隣の筆記具売り場をのぞいたら、ドイツの小学生御用達の手習い用万年筆「ペリカーノ・ジュニア」が並んでいたので…

ピナ・バウシュ死去

ピナ・バウシュの死を伝えるニュースに接し、驚く。6月30日の朝にこの世を去った。68歳。 ヴッパータール市のサイトによると、21日までアンサンブルとともに舞台に立っていた。がんの診断が下って5日後の死であったと。 自らの病に「ことば」がまとわりつく…