ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

授業が始まるも、秋バテ(?)に

後期の授業が始まって最初の週はまだ真夏日続き、自律神経の狂っている身として大汗かいて大学へ行って授業。しかしいきなり肌寒くなって、体調がみるみると崩れて抑えが効かず、休み中のぐうたら夜更かし生活も祟って青息吐息。授業以外に、気にかかっては…

「誇り高きデザイン 鍋島」展

鍋島の展覧会を観るのは2回目だ。かつて観たのは19881998年、日本橋三越での「色鍋島展」。今回は東京ミッドタウンにあるサントリー美術館にて。 鍋島はひたすら皿である。実用としての食器、しかしその図案は「デザイン」として極度の洗練を見せる。茶道具…

『避暑に訪れた人びと』

西武線は武蔵関の駅へと出かけた。東京演劇アンサンブル公演『避暑に訪れた人びと ベルリン・シャウビューネ改作版』を観るためである。 陽の落ちたばかりの武蔵関駅前はなんとなしに寂しく、歩いていると昭和の映画の中に入り込んだような気がする。私鉄沿…

石上純也展

種村季弘展のあと向かったのは資生堂ギャラリー。建築家の石上純也の展覧会である。タイトルは「建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」というもの。あの、今年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展(妹島和世がディレ…

種村季弘展

今年は種村季弘の七回忌、それに合わせて(ということなのかどうか)スパンアートギャラリーで「オマージュ種村季弘展」が開かれている(後期「種村季弘の漫遊記」、20日まで。前期「種村季弘とマニエリスム」は終了)。スパンアートギャラリーのオーナーは…

長山靖生『謎解き少年少女世界の名作』(新潮新書、2003年6月)

今日、恩師から電話があり、ブログ読んでるよ、と。うれしい。このブログはそもそもいくにんかの人にあてて書いているつもりだったのだ。読んでもらえたらな、と。 「歴史」を意識しつつ文学(大衆文学やSF)について旺盛な執筆活動を行っている、本業は歯…

東浩紀・宮台真司『父として考える』(NHK出版 生活人新書、2010年8月)

父として考える (生活人新書)作者: 東浩紀,宮台真司出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/07/08メディア: 新書購入: 8人 クリック: 276回この商品を含むブログ (76件) を見る読了。就学前の子どもがいる二人の学者・批評家が、子育て中の父親という観点から…

また家族でドイツに行きたいねえ

などとちょっと前に妻に言ったら、昨日いきなり「来年ベルリンに行くとき、ドレスデンにも行きたい」と。おお、彼女のなかではもう決定しているらしい。ベルリンからドレスデンは2時間でいけるよ、とのこと。 ちょうど「FIGARO voyage」の「ベルリンとロマン…

清野智昭『しくみが身につく中級ドイツ語作文』(白水社、2010年9月)

しくみが身につく中級ドイツ語作文作者: 清野智昭出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/08/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る作文の問題集や参考書ってどうしても途中で飽きてしまう。そうじゃな…

『イリアス』(ル テアトル銀座)

「青空美人」の木内宏昌さんが脚本を書き(知り合いなので敬称つけます)、栗山民也が演出した舞台を観に行った。とりとめのない感想を。 ホメロスの『イリアス』である。恥ずかしながら読んだことがなかった。『オデュッセイア』はぱらぱらと読んだことがあ…

ハンス・コパー展へ行った

自律神経が狂っているので、暑い中を少しでも歩くとひどく汗をかくのである。とりあえず外出の時は帽子をかぶるようにしているが、そうすると頭が汗まみれになり、気持ち悪くてしかたない。髪の毛も張りついちゃうし。 いとうせいこう氏のアイディアから生ま…