ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「民意」と選挙制度の関係は・・・

総選挙の結果に関して、やっぱりひと言メモしておこうと思う。 さまざまな理由・過程はあるにしても、ひとつの政党にこれだけ大きな数の力を与えられたという状況が、とてもイヤである。 この大きな「振れ」はつまり、かなり多くの人びとが4年前には自民党に…

飛行機で過ごす長い時間に

読む本として持っていったのが、新潮文庫版の上橋菜穂子『精霊の守り人』と『闇の守り人』。ついに禁断の書に手を出してしまった。 上橋菜穂子は『獣の奏者』1、2巻を読んだだけだったのだが、これは『守り人』シリーズはいま手を出したらまずい、つまり読…

ミュンヘンに行ってきた

一週間ほど、ミュンヘンに家族で旅行してきた。恩師がサバティカルで滞在しているのを訪ねていったのである。久しぶりのドイツだ(ドイツ語など教えているのに!)。 最初の数日はかんかん照りの天気、暑い暑い。しかし滞在中程では雨がふって、日が暮れると…

たのしい写真

お盆休みのようである。そして終戦記念日。夏の日差しのなかあちこちにころがる蝉の死骸と敗戦を重ねてイメージするのは、軍備増強とか核装備とか言う人びとと同じようなファンタジー的思考なのか。 ホンマタカシ『たのしい写真 よい子のための写真教室』(…

佐々木敦『ニッポンの思想』(講談社現代新書、2009年7月)

ニッポンの思想 (講談社現代新書)作者: 佐々木敦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 17人 クリック: 199回この商品を含むブログ (167件) を見る 著者の佐々木敦はぼくと同年代なのだ。肩書きは批評家、だろうか。80年代のいわゆ…

理系の世界

やらなくてはいけないことがあり、しかしそれは進まず、さまざまにわいてくるあれこれの関心事もそのやるべきことに圧倒されて中途半端なつまみ食いになり、結局身動きとれぬ状態のままなにもせぬ時が過ぎていく、という状況を少しでも崩すべくブログなどを…