ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

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2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ベニサン・ピットにてTPT『ミステリア・ブッフ』を観る

冬のように寒い雨のなか、桜はその彩度を落としてなお華やかに咲いている。ベニサン・ピット近くの公園に咲く桜を眺めつつ、劇場に入る。2時より4時半すぎまで。 マヤコフスキーの『ミステリア・ブッフ』。今タイトルを書いて気がついたが、「ミステリヤ」じ…

春の一日。

春休みのあいだ、だいたい部屋にこもっている。今は、7月くらいに刊行予定の本の翻訳を、パソコンにむかってやっているところ。娘も春休みで家にいる。『よつばと!』のよつばのとうちゃん状態である。パソコン2台の配置もよつばのとうちゃんと同じだ。パン…

月刊「言語」2008年4月号

特集は、「新しい語学のすすめ マルチリンガルで広がる世界」。新年度・新学期ということで、16の言葉を4ページずつで紹介している。「しくみ」と「アプローチ」という項目を立てて、ことばの成り立ちの簡単な紹介と、初学者がどのように「入門」すればよい…

「少女マンガパワー!」展に行った

川崎市市民ミュージアムで2月16日から3月30日まで開催の展覧会。一昨年、昨年と北米を巡回した、日本の少女マンガを紹介する展覧会をベースにしたもの、と。23人のマンガ家とその作品が、原稿や原画などを中心に展示されている。手塚治虫で始まって、よしな…

C・ネストリンガー作、H・ハイネ絵『トマニ式の生き方』

クリスチーネ(クリスティーネ)・ネストリンガーが文章を、ヘルメ・ハイネが絵を担当した絵本。原題はDas Leben der Tomanis、1974年の作品である。日本語版は企画制作がCBSソニー、発行がエイプリル・ミュージック。1978年に出ている。そして日本語訳は…

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『パレルモ、パレルモ』

新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワにて、14時より17時まで。今日が初日である。 『パレルモ、パレルモ』は1989年の作品で、世界の転換点において作られたものであると同時に、ピナ・バウシュの仕事の転換点・到達点のひとつ、とも言われる。演出上、…

『三びきのライオンのこ』

今江祥智作、長新太画『三びきのライオンのこ』。1961年3月、「こどものとも」60号。去年の9月に横浜のそごうでやっていた「ありがとう!チョーさん 長新太展 ナノヨ」展(でいいのか?)に展示してあるのを見つけ、びっくり。なぜびっくりかというと・・・ …

立川談春独演会に行った

近所の市民会館で立川談春独演会をやっていたので、聞きに行った。 いやあ、良かった! 八分の入りといったところで、談春も「主催者はわたしを呼んで勝負したんだろうけど、勝ちでもない、負けでもない、微妙なところ」と。 出し物は、「紺屋高尾」と「文七…

森美術館「アートは心のためにある」展

日比谷線の六本木駅でおりて例の長いエスカレータのふもとにあるスタバでちょっと一休みしてから(おやショップ&レストランの案内板の半分くらいが紙貼ってある、明日ニューオープンの店がたくさん、5周年だとか、なんだか店総取っ替えだなあ)、 エスカレ…

古本屋で買った昔の「太陽」2冊。

町田の高原書店で見つけたもの。 ・平凡社「太陽」1979年3月号 特集:絵本 ・平凡社「別冊太陽」1984年春号 日本のこころ45 絵本 前者は日本中心、明治・大正・昭和と区分けして、それぞれの時代の代表的な絵本、特に絵雑誌を図版入りで紹介している。明治37…