ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東浩紀(編)『日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性』(NHKブックス、2010年8月)

日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性 (NHKブックス)作者: 東浩紀出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/08/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 212回この商品を含むブログ (35件) を見る2010年3月に東工大世界文明セン…

マンガ。

今年も夏休みのエアポケットに入り込んでしまった。インプットばかりで、アウトプットする力がしおしおと萎えていく。読んだ本はたくさんあるのだけれど、ブログで感想を、という気持ちがいまひとつわいてこない。 そんなぼんやり頭には、『鈴木先生』はちょ…

多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』(講談社、2010年7月)

尼僧とキューピッドの弓 (100周年書き下ろし)作者: 多和田葉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/24メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見る 「でも、そんな話よりも文学の話が聞きたいです。アイヒェンドルフっ…

夏休みの一週間

・月曜からウチの夏休み始まる。まずは旅行。今年は小淵沢だ。リゾナーレである。娘は工作をし、プールで遊ぶ。大人はおいしい料理を楽しむ。のんびり。 ホテルで見たニュースでは再びの猛暑のようだったが、こちらはだいぶしのぎやすい。つかのまの避暑。・…

井上ひさし『一週間』とゲゲゲ

巷はお盆休みという先週末、ちょっと時間を見つけて銀座松屋へ行ってきた。もちろん「ゲゲゲ展」をみるのだ。 そうしたらものすごい混みよう。年配の方々で大いに賑わっていた。ひるんだが、せっかく来たのだからとお代千円なりを払って入場、しかしあまりに…

科学者の人生は語れるが科学で人生は語ってくれるな

夕飯、なににしようか。 こないだ冷やし中華作ったときに残ったクラゲがある。キュウリもある。長ネギの青いところもある。 鶏肉を茹でよう。 トリモモに少し塩をまぶして、鍋に入れて水と酒と長ネギの青いところとショウガと昆布を放り込んでふたをして蒸し…

岡ノ谷一夫著、石森愛彦絵『言葉はなぜ生まれたのか』(文藝春秋、2010年7月)

言葉はなぜ生まれたのか作者: 岡ノ谷一夫,石森愛彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/07/13メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 214回この商品を含むブログ (33件) を見る評判の本。そして確かに知的な刺激に満ちたおもしろい本だった。 進化論的なバ…

「ブリューゲル版画の世界」展

娘がキャンプでお泊まり。この機会を捉えて仕事帰りの妻と合流、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催の「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」展へ。 少し早く着いたのでぶらぶらしていたら、カフェの横のギャラリーで吉田照美展をやっていた…

「WAMPAKU MONOGATARI」

とりあえず採点の第一波を乗り切ることができたので、池袋に行ってジュンク堂やリブロをぶらぶら。外の暑さは限度を超えている。池袋はなぜか妙に暑い気がする。強烈なコントラスト、写真を撮ったらほとんど白飛びして真っ白になりそう。 東口駅前の古めかし…

芥川賞と直木賞

小説についてブログに書くのはなかなか難しい。 専門なのにな。 読み終わってすぐになにか言えるほど反射神経のある頭をしていないし、かといってしばらく寝かしておくと、書くタイミングを逃してしまう。 だからまあ、ここに書くことは読了直後のラフな感想…