ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

視線を感じた

娘のクラスは学級閉鎖になってしまった。楽しみにしていた週末の授業参観も中止となった。みんな何ごともなく治りますように。 大学はこの時期どこも大学祭である。今日の授業も休みだが、補講のため出向く。 キャンパスでは祭りの準備。野外の仮設舞台では…

シュトゥットガルトのクラインガルテン

NHK教育テレビで、「趣味の園芸 やさいの時間」(ヒデキが畑を作って野菜を植えている番組、講師は藤田智、へんな先生)と「趣味の園芸 ビギナーズ」という番組がある。そのテキスト11月号に、「キッチンガーデン探訪」というコーナーがあって、今回は「…

週末の夜、マンガで一息

金曜の夜、やれやれ一週間が終わった、と帰る途中で本屋に寄ると、コミックスのコーナーにいろいろと新刊が。3冊買って、寝る前にだらだらと読む。 いやその前に録画しておいたNHK「BSマンガ夜話」の『もやしもん』の回を見た。昨日の『リストランテ・…

ヴィジュアル系ベルリン本2冊。

ベルリンを紹介する、おしゃれ写真中心のA5版サイズの本を、2冊見つけて購入。 ひとつは、見市知『ベルリン 東ドイツをたどる旅』(産業編集センター、2009年9月)。ベルリン―東ドイツをたどる旅 (私のとっておき)作者: 見市知出版社/メーカー: 産業編集…

かけがえのない、ありふれた一日

娘とふたりで留守番の休日。近所のパン屋に3時のおやつを買いに行く。そこのスコーンが娘のお気に入りなのだ。なんということのない時間、いつもの一日。しかしそこでカメラを構えると、なんということのない時間、いつもの一日、というフレーズが意識のなか…

GANTZはドイツで作られていた

ドイツ語情報。 ここを読んでくださっている方々のほとんどにはなんのことやらわからないと思うけれど、奥浩哉『GANTZ』の最新刊である27巻。GANTZが作られていたのはドイツであった。 300話から302話はベルリンが舞台で、登場するドイツ人がやけにちゃんと…

鈴木孝夫『日本語教のすすめ』(新潮新書、2009年10月)

日本語教のすすめ (新潮新書)作者: 鈴木孝夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/10/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (20件) を見る 鈴木孝夫である。タイトルはアレだが、中身はいつもの鈴木節で、鈴木孝夫のエッセンスを入…

『英国レディになる方法』(河出書房新社、2004年9月)

「英国・ヴィクトリア朝の女性と子どもの生活誌」。事典式に、豊富な図版で、生活の細部を浮かび上がらせる。すてきな本である。著者は岩田託子と川端有子。英国レディになる方法作者: 岩田託子,川端有子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/09/11メ…

「THE ハプスブルク」展を観に国立新美術館へ行った

良い天気だったので午後から国立新美術館へ。いまさらながら、国立新美術館というのはおかしな名前だなあと。英語名はThe National Art Center,Tokyoである。「THE ハプスブルク」というのもすごい。こういう田舎くさいタイトルはやめて欲しいがどうでも…

イタロ・カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』(岩波少年文庫、2009年6月)

あ、マルコヴァルドさん・・・。 思わずつぶやいてしまって、あわててあたりを見まわした。同じ新着本コーナーを見ていた下級生の男の子が、ん? って顔してこっちを見てる。やばいやばい。図書室では静かにしましょう。 でもね、なんか、なつかしかったんだ。…

Jan Hillesheim『ビールを楽しむドイツ語』(三修社、2009年9月)

三修社はちょっと変わった楽しげな語学参考書というか会話集を出しているけれど、これもそう。ゲーテ・インスティトゥートの講師が書いた、ビールに特化した会話・表現集である。ビールを楽しむドイツ語作者: ヤンヒレスハイム,金子みゆき出版社/メーカー: …

ノーベル文学賞はHerta Müller

すでにご存じのことと思うけれど、今年のノーベル文学賞をドイツの作家ヘルタ・ミュラーが受賞した。ドイツ人作家としては、ギュンター・グラス以来10年ぶりのこと。2004年にオーストリアのイェリネクが受賞しているから、ここ10年で3人、ドイツ語で書く作家…

Figaro voyageとpenと週刊文春

あまり知られていないことだが(実はぼくも少し前まで知らなかった)、今年は「日本オーストリア交流年2009」なのだった。夏に行ったザルツブルクの美術館で日本美術展をやってたのも、この関連だったようである。 なんでも、日本とオーストリアの「外交関係…

Spiegel Specialの記事:Visual Keiの話

Der Spiegelの特別号Special、2009年第1号は、20歳から35歳までのドイツの若い世代特集。巻頭のエディトリアルによれば、若者たちは定着をせず、グローバルに思考し、常にネットとつながっている、そしてそれ以前の世代が経験したことのない大きな危機のなか…