ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雑誌「クロワッサン」2008年1月10日号を買った

「環境のために、暮らし方を変えてみよう。」という特集。その中のメイン記事、「阿部絢子さんのホームステイに同行取材 ドイツの暮らし方から、私たちが見えてくること。」(ちょっと変な日本語だ)では、「消費生活アドバイザー」の阿部絢子さんが、フライ…

畑中圭一『日本の童謡 誕生から90年の歩み』(平凡社 2007年6月)

日本の童謡―誕生から九〇年の歩み作者: 畑中圭一出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 「童謡」に関してその歴史的な経緯をたどることのできる手頃な本は、いままでほとんど…

街角のヴィクトル・ユーゴー

だれが「!」を返してくれるのか 深い亀裂をかかえこみつつ時代の無情を映す鏡

松浦理英子『犬身』(朝日新聞社、2007年10月)読了

犬身作者: 松浦理英子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/05メディア: 単行本 クリック: 33回この商品を含むブログ (108件) を見る 『親指Pの修業時代』から、メフィストフェレスのような存在の登場する『犬身』へ。松浦理英子の大作はゲーテ・シ…

竹熊健太郎『篦棒な人々』(河出文庫、2007年12月)

ほんとうは、このブログは専門であるドイツ文学やドイツ児童文学について、読んだ本をメモしておこうというつもりで書き始めたのだけれど、今読んでいるのが大部でなかなか読み終わらない。しかも平行して読んでいると、なおさら進まない。それで、息抜きに…

Bionadeという飲み物のこと

今年になって、ドイツでBionade(ビオナーデ)という清涼飲料水が大ヒット中、というニュースがいくつか聞こえてきた。ドイツ語の授業で触れたついでに少し調べてみたので、この場でちょっとご報告。 ビオナーデは、1995年に南部のあるビール醸造所のマイス…

飯沢耕太郎『写真を愉しむ』(岩波新書、2007年11月)を読んだ

タイトル通り、写真のさまざまな楽しみ方のガイド。写真というメディアについて、時代・分野ともに幅広く解説、紹介することにかけては第一人者である飯沢耕太郎による、実践的手引き書だ。同じ岩波新書の多木浩二『ヌード写真』とか『肖像写真』を読めば知…

加藤文元『数学する精神』(中公新書、2007年9月)読了

専門の勉強をせずに、逃避しております。数学する精神―正しさの創造、美しさの発見 (中公新書 1912)作者: 加藤文元出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/09/01メディア: 新書購入: 3人 クリック: 61回この商品を含むブログ (26件) を見る 高校時代、数…

『あたらしい教科書 0 学び』プチグラパブリッシング

学びメディア: ?この商品を含むブログ (5件) を見る 「あたらしい教科書」シリーズの準備編。学問系、芸術系、生活系におけるさまざまな専門家による、「学び」の体験談、アドバイス集。進学を考えている高校生や、大学に入学したての学生が読むのにちょうど…

谷中央・長橋由理『ドイツ・クリスマスの旅』(東京書籍、1995)

先日、銀座の教文館で買ってきた『ドイツ・クリスマスの旅』を読み、ながめる。明日は第1アドヴェント、いよいよドイツでもクリスマスの季節が始まる。留学していたフランクフルトのクリスマスマーケットも、かなり大規模なものだった。何を買うってわけで…