ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

白井恭弘『外国語学習の科学』(岩波新書、2008年9月)

授業が始まって電車に乗るようになると、新書がたくさん読める。新書は通勤のお供。文庫で小説を読んでいると、乗り換えで細切れになっていらいらするのだが、その点新書は基本的に「情報」だから、大丈夫。 副題は、「第二言語習得論とは何か」。「第二言語…

怖いことだなあ

・中山成彬という政治家が、「失言」で大臣を5日で首になった。 ・「日本は単一民族」。 ・成田空港反対派住民は「ごね得」であり、「戦後教育が悪かった」。 ・日教組は「ガン」であり、日教組の強い地域は学力が低い、それを確認するために学力テストを提…

『建築家は住宅で何を考えているのか』(PHP新書、2008年9月)

建築家は住宅で何を考えているのか (PHP新書 545)作者: 難波和彦,山代悟,東京大学建築デザイン研究室,千葉学出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/09/13メディア: 新書購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る ある住まいに一定程度…

立川談春『赤めだか』(扶桑社、2008年4月)

赤めだか作者: 立川談春出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 30人 クリック: 195回この商品を含むブログ (295件) を見る 前に談春の落語を聞いたんで、本屋に並んでてちょっと評判になっていたこの本を読んでみた。初出は…

中野京子『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』(光文社新書、2008年8月)

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)作者: 中野京子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/08/12メディア: 新書購入: 7人 クリック: 50回この商品を含むブログ (48件) を見る ヨーロッパ、特にドイツ語圏の歴史を知る上でハプスブルク家…

誉田哲也『武士道シックスティーン』(文藝春秋、2007年7月)

武士道シックスティーン作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 85回この商品を含むブログ (159件) を見る武士道セブンティーン作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07メディア: …

門倉多仁亜『タニアのドイツ式キッチン』(ソフトバンク クリエイティブ、2008年9月)

タニアのドイツ式キッチン―合理的であたたかな、料理と台所のつくり方作者: 門倉多仁亜出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/08/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る 以前紹介した、『タニアのドイツ式…

西江雅之『異郷日記』(青土社、2008年5月)

異郷日記作者: 西江雅之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/04/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る 高校のころ、学校の先生に勧められて、朝日カルチャー・センターで開講されていた西江雅之の講義を受けに行…

アダム・ラップ『きみといつか行く楽園』(徳間書店、2008年5月)

原書タイトルはLittle Chicago(2002)。著者のアダム・ラップは1968年にシカゴで生まれる。劇作家、小説家であり、映画監督や音楽なども手がけているようだ。代田亜香子訳。きみといつか行く楽園作者: アダム・ラップ,代田亜香子出版社/メーカー: 徳間書店発…

荒井良二『たいようオルガン』(2008年9月、偕成社)

ある仕事で忙しくしていて、ようやく一段落、と思ったら持病のぎっくり腰に見舞われた。 家でトイレと食事以外はひとところにじっと横になったまま過ごしていると、時間が止まる。いや、朝起きて気がつけば夜になっているのだが、脳内活動はよどんで動かなく…