ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

展覧会

駆け込みで「ボストン美術館展」へ

森アーツセンターギャラリーでの「ボストン美術館展」、この日曜日で終わりだったが、なんとか行ってきた。 週末で体力が消耗しており、よろよろと気になったところだけ見ていったら、あっというまに出口だった。ちょっと拍子抜け。 構成も今ひとつで、明確…

「挿絵本の世界」(町田市立国際版画美術館)

少し復活したので、友人と町田の国際版画美術館へ。会期が6日まで、駆け込みだった、「挿絵本の世界 本と挿絵のステキな関係」展。 版画(木版画)が15世紀初めに広まり、そして15世紀半ばに活版印刷が登場する。そこから、版画と本との関係が始まるのだ。こ…

根津美術館にて「燕子花図屏風」を観る

学童保育からの帰り道。公園の横の道を娘と並んで歩く。 今日ね、いやなことがあったの。だからいまちょっといやな気分なんだ。話してもいい? いいよ。どうしたの? 体育館でゲームしたんだけど、AくんがEくんとけんかしちゃったの。 そうなのか。 うん。…

「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」(東京国立近代美術館)

暖かな5月の日差しのなか、しかし背中にかすかな寒気を抱えて竹橋へ。 7人の建築家によるインスタレーションの展示である。 建築が、活動する人間の、世界との関係のありかたに形を与えるものだとすれば、実際に建設される造形の背後に、人間の知覚のあり方…

「ゴーゴー・ミッフィー展」に行ってきた

暖かな日差しを楽しみながら、銀座の松屋へ。 8階催事場で開かれているミッフィー生誕55周年の展覧会。5月10日まで。その後は各地へ巡回するようだ。関東近辺では9月11日から10月11日まで、横浜のそごう美術館でやる。 http://www.matsuya.com/ginza/topics/…

石井桃子展を観に行く

世田谷文学館でやっている「石井桃子展」に行った。 石井桃子が、翻訳をする際にいかに入念に準備し、勉強し、英語と日本語について細心の注意を払ったかが、非常によくわかる。 刊行後も、常に訳文の練り直しをし、時代に合わせて推敲を重ねている。ちょっ…

「糸あやつりの万華鏡 ―結城座375年の人形芝居―」(INAXギャラリー)

今週いっぱいで終了なのでちょっと行ってきた、銀座のINAXギャラリー「糸あやつりの万華鏡 ―結城座375年の人形芝居―」展。入場無料である。人形が間近に見られてなかなか楽しかった。 であるが、結城座を観たことはないのだ。数年前に渡辺えりさんの台本でや…

木村伊兵衛とカルティエ=ブレッソン

恵比寿に行った。東京都写真美術館。「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」展を観る。上の写真はそれとは関係なし。 眼福眼福。 木村伊兵衛の写真は、どうしたってノスタルジックな視線で見てしまうな。同じ時代なのに、ACB…

新聞より

新聞で、いくつかドイツ関係の記事をみつけたので、メモ。 日経新聞朝刊の最終面文化欄、「赤ずきん絵本十選」という連載が昨日から始まっていた。「十選」だから、10回続くのだろう。板橋区立美術館学芸員の松岡希代子という方の執筆。 昨日は1800年刊の、…

「THE ハプスブルク」展を観に国立新美術館へ行った

良い天気だったので午後から国立新美術館へ。いまさらながら、国立新美術館というのはおかしな名前だなあと。英語名はThe National Art Center,Tokyoである。「THE ハプスブルク」というのもすごい。こういう田舎くさいタイトルはやめて欲しいがどうでも…

上野公園で花見客を横目で見つつ

日曜日、早起きして上野公園へ。 西洋美術館で、「ルーブル美術館展」を見る。副題が「17世紀ヨーロッパ絵画」だ。図録をみるとフランス語のタイトルもあって、 Les révolutions de l'âge classique、「古典主義時代の諸変革」 というもの。こちらの方が展示…

三瀬夏之介の展覧会を観てきた

千駄ヶ谷と信濃町の間、四谷第六小学校の向かい側にある佐藤美術館に行って、三瀬夏之介の展覧会を観た。22日まで。 三瀬夏之介は、1973年生まれ、ジャンルとしては日本画の作家である。しかし、その作品はいわゆる日本画の領域を盛大にはみ出しているように…

横浜美術館「セザンヌ主義」展

横浜美術館で開かれている「セザンヌ主義」展を観に行く。このところ、横浜づいている。 セザンヌと、セザンヌに影響を受けたといわれる画家たちの作品がテーマごとに並べられている。展覧会の副題が、「父と呼ばれる画家への礼賛 ピカソ・ゴーギャン・マテ…

アンティーク クリスマスグッズ展 若林ひとみコレクション を見に行った

神奈川県民ホールのギャラリーで、ドイツ語の作品を中心とした児童文学翻訳家であり、文京区議会議員でもあった若林ひとみさんが蒐集したクリスマス・グッズを展示する催しが開かれている。関東学院大学の創立125周年を記念する行事のひとつ。関東学院大学の…

横浜トリエンナーレに行ってきた

いろいろあって最終日にようやく見てきた、横浜トリエンナーレ。 まずは新港ピア会場へ。 入り口からはいると、いきなりヨナタン・メーゼの作品が。危険な香りがする。これは公開パフォーマンスの「残骸」らしい。 実は体調が悪くて、おもしろそうなのもあっ…

展覧会いくつか。

千葉の千倉で家族の夏休みを過ごし、家に戻ってやれやれ、落ち着いたところで書斎に入ると、床に積み上げた本や雑誌が雪崩を起こしていた。机の上は出かける前と同じ状態とはいえ、書類やこまごまとしたモノが雑然と積もり、キーボードの幅の分だけ表面が見…

「少女マンガパワー!」展に行った

川崎市市民ミュージアムで2月16日から3月30日まで開催の展覧会。一昨年、昨年と北米を巡回した、日本の少女マンガを紹介する展覧会をベースにしたもの、と。23人のマンガ家とその作品が、原稿や原画などを中心に展示されている。手塚治虫で始まって、よしな…

森美術館「アートは心のためにある」展

日比谷線の六本木駅でおりて例の長いエスカレータのふもとにあるスタバでちょっと一休みしてから(おやショップ&レストランの案内板の半分くらいが紙貼ってある、明日ニューオープンの店がたくさん、5周年だとか、なんだか店総取っ替えだなあ)、 エスカレ…