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横浜美術館「セザンヌ主義」展

横浜美術館で開かれている「セザンヌ主義」展を観に行く。このところ、横浜づいている。
セザンヌと、セザンヌに影響を受けたといわれる画家たちの作品がテーマごとに並べられている。展覧会の副題が、「父と呼ばれる画家への礼賛 ピカソゴーギャンマティスモディリアーニ」である。しかし、その四人の作品はほんのちょっとだけ。日本の画家がたくさん。安井曾太郎とか岸田劉生とか、佐伯祐三とか。
しかし、やはりセザンヌばかり見てしまう。肖像画、水浴図、風景画、静物画。他の画家と並べられていると、いっそうその孤高の存在が浮き上がる。飽きずに、ぼうっと、眺め入ってしまう。
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娘が今朝、公園のわきを通りかかったらポメラニアンがいきなり飛び出してきて、吠えかけられ、びっくりしてこわくなって逃げた、と。公園でサッカーをしていたお父さんと息子たちが連れていた犬らしい。綱をつけていなかった。
いっしょにいた妻も驚いて転びそうになったと。娘によると、飼い主の男性は「うちの犬がすいません」とあやまったとか。しかし、娘(8歳)は言う。
「そのあやまりかたはおかしい。だって犬が悪いわけじゃないでしょ。散歩に来たのに遊んでもらえなくてほっとかれてたんだから、悪くない、かわいそうなんだよ。」
そのとおり。悪いのは、人に吠えかかる犬を綱もつけずに、しかもほったらかしていた飼い主だ。「私の責任である」と謝るべきなのだ。