美術手帖4月号はブルーナ特集
今日は花曇り、ちょっと肌寒かったが桜はきれいに見えた。
左目の視力が右目と比べて低く、かなりの乱視ということでメガネをかけ始めて10日。
視力がうんと低いわけではないので、かけなくても大きな支障はない。でも、目の疲れがひどく集中力が続かない。メガネになれるためにも、とりあえず一日かけ続けている。
メガネを外すと左目にうっすらベールがかかったように感じるようになった。ずっとかけているのはかなりストレスだが、クリアな世界と目の疲労の少なさから、もはや離れられなくなった。
特に本を読んでいるときとパソコンの画面を見ているとき、車の運転をしているときは、なくてはならない。
こんなことになる日が来るとは。ずっと、自分は目がいいと思っていたのだ。
「美術手帖」を購入。特集は「ディック・ブルーナの謎」。
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: 雑誌
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・祖父江慎が新しく装丁し直した新装版が福音館から出る。専用のフォントを作ってしまった! インクも紙も厳選。こういう制作の現場が紹介されるのは、すごくおもしろい。
・ユトレヒトを訪ねて、のコーナー。オランダは行ったことがない。ユトレヒトはぜひ訪れたい街のひとつだ。リートフェルトの椅子を見れば、たしかにブルーナはデ・ステイルとつながっている。
・松井直インタビュー。絵は言葉だ、と。ブルーナの絵は、まさにそう。慎重に選び抜かれた、数少ない要素(線、色、画面の大きさetc.)によって微妙なニュアンスや豊かな物語を表現していく。
・うさこちゃんもまた、石井桃子の仕事なのだ。オランダ語の原文と、和訳、英訳を比べているコーナーがある。シンプルな絵にリズミカルな言葉。こういう絵本を訳すことほど、訳者の力量が試されるものはない。そして、なんとすてきな日本語。
・うさこちゃん55歳、4月22日から松屋銀座で「ゴーゴー・ミッフィー展」。
・Y先生は原画を持っているのだ。うらやましい。