「ＰＥＮ」3月1日号はキリスト教特集

おいおい、気がついたら2月はあと10日くらいしか残ってないじゃないか。2月ってちょっと反則。確定申告もあるし･･･。
雑誌「ＰＥＮ」の最新号を買う。「キリスト教とは何か。」という特集である。読み応えというか、見応えというか、あり。たくさんの図版を見つつ、頭の整理をする。
新約・旧約聖書の「家系図」があって、はまった。これは良い。
キリスト教について、ちゃんとした本などで勉強しようと思っても、なんだか頭がこんがらがって挫折する。でも西洋絵画を観るには、ある程度キリスト教の基礎知識がないと、つまらない。
そういう素材には、「雑誌」という形がぴったりな気がする。カジュアルで、ビジュアルで、まじめで内容豊富で。絵画も建築も映画も音楽もカバー。図像学にもちょっと触れてみたりして。
ピエロ・デラ・フランチェスカの「キリストの笞打ち」（1455年）。

実物を観てみたい。これけっこう不思議な絵だ。ウルビーノにある。線遠近法との関わりでよく取り上げられる絵だが、あまりに厳密な遠近法だからなのか、妙にナゾな感じなのだ。手前の3人が不思議。ちょっとシュールにも見える。主題が変に奥のほうにあるし。