いろいろとりあえずメモ

「新潮」3月号。「小説家52人の2009年日記リレー」、おもしろかった。ひとり1週間ずつ、大江健三郎からはじまって古井由吉まで、リレー式に365日の日記。企画good。売れているらしい。それにしても、作家はみんな原稿ばかり書いているんだなあ。あたりまえだけど。
三浦佑之／赤坂憲雄『遠野物語へようこそ』（ちくまプリマ―新書、2010年1月）、おもしろかった。『遠野物語』百周年とか。また読んでみたくなった。河童とかオシラサマとか、あともちろん姥捨て。東北に行きたい。
日能研（ATOK、一発で変換した！）進学情報室『はじめての中学受験』（祥伝社新書、2010年2月）、最近の中学受験について情報収集。はじめての中学受験って、何回も受けるわけないじゃん、いや、親のことか。あたしも中学受験したくちなので、よけいに悩ましい。本人をよく観察して決めるべし。
佐々木瑞枝『日本語を「外」から見る』（小学館101新書、2010年2月）、おもしろかったんだけど、ちょっとセンチメンタルというか、ナルシスティックというか、な書き方が･･･。学習者の間違いや疑問からフィードバックして日本語を整理する、というのはやっぱり興味を引かれるところ。
伊藤理佐『おんなの窓　3』（文藝春秋、2010年2月）、おもろしかった。伊藤理佐好きだな･･･。猫のにゃこは死んじゃったのか。ないものねだりがまわってる、というのには、なるほど！　と。「結婚してていいな―」→「子どもがいていいなー」→「2人目できていいなー」→「ひとりの時間があっていいなー」→「結婚してていいなー」･･･。