ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

かっこいいもの

 平山郁夫が亡くなった次の日、朝のテレビで小倉智昭が、平山の絵の値段は1号いくらいくらで、亡くなったことでさらに値段が上がるだろう、画商の方々は手に入れようと必死なのでは、などというようなことを言っていたが、そうかなあ。
 逆に、早く今の値段で売ってしまおうと思ってるんじゃないかしら。

     *****

 日本でも、フォルクスワーゲンの新型ポロが発売になった。203万円である。まだ実物は見ていないが、雑誌の写真で見る限り、もうどんぴしゃにぼくの好みなのだ。ああ、かっこいい! ワルター・デ・シルヴァのデザイン。けれんみは一切なく、シャープでかつ塊感がある。
 ポロは先々代のに乗っていた。これもかなり気に入っていたのだが、今回のはレベルが違う。しかもこのところのフォルクスワーゲンのエンジンは、「内燃機関」ということで言えば、恐ろしいほどの進化を遂げている。来年導入予定の1.2L(TSI,直4ターボ)など、1.2リッターエンジンで105馬力で、しかも燃費が欧州総合燃費で18.9km/l。

 ドイツの文学などを専門としているのだけれど、そもそも「ドイツもの」というか、ドイツのある種のデザインが好きなのである。バウハウス的なものも含めて。生産中止になってしまったブラウンの時計なども好き。

     *****

 かっこいいものといえば、ダイニングの照明を買った。ルイス・ポールセン。

1958年に発売されたもの。デンマークの会社だ(ポール・ヘニングセンのデザイン)。
 機能を理詰めで考えた上で、無駄のない、美しい形態。
 ぼくは、こういうところはどっぷりとモダンにひたっている人間なのだ・・・。