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橋本治と内田樹と高橋源一郎とおじさん

橋本治内田樹』(筑摩書房、2008年11月)を読む。

橋本治と内田樹

橋本治と内田樹

寝る前の本としてちびちびと読んでいたら、読み終わったころには内容をほとんど忘れてしまったのだ。ふたりの対談である。
桃尻娘』、おもしろかったなあ。そのあともけっこう橋本治読んでる。
橋本治の本、小説は別だけど、内容をすぐに忘れてしまう。読んでいるときの快感というか、頭がほぐれていく感じを残して、読み終わるとすっきりして、中身を覚えていないことが多い。
自分とはあまりに異質な論理が展開されているからだろうか。しかしそれが脳みそに快いのだ。
寝る前の本、その次は高橋源一郎『おじさんは白馬に乗って』(講談社、2008年11月)。
おじさんは白馬に乗って

おじさんは白馬に乗って

週刊現代に連載されているコラムをまとめたもの。毎回、しりあがり寿の4コママンガつき。
大学教授やって連載10本やりながら3歳と1歳の子どもを育てている高橋源一郎だ。
ふむふむなるほど、とおもしろく読んだが、これもなんだか、何が書かれていたか、忘れてしまった。
そう、2006年12月30日のところで、
「タカハシさんは、いま、少年のような心を持った「おじさん」の話を書いているところです。」
と書いてあった。
『いつか、ソウル・トレインに乗る日まで』のことだな。