ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

マームとジプシー『ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。』(三鷹市芸術文化センター星のホール)

 マームとジプシーを初めてみた。判断はいまのところ保留したい。これが評価を受けている文脈がよくわからないので。
 とりあえずの感想としては、稚拙な発声・演技やチープな内容、思わせぶりの言葉を今ふうの「上演」へと転換するメソッドとしての、あの「型」(執拗な「巻き戻し」、台詞とは無関係な動きなど)なのか、と。その意味では良くできているが、そこには先への展開や未来がない気がする。
 ぼくの苦手な「文体」(今回のタイトルも含めて)、苦手なタイプの役者。最後、大音量の音楽のなか、かなり長い間真っ暗になったことが、印象をさらに悪化させた。
 ああいかん、判断保留と言っておいて…。