ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

はてなダイアリーから移行。元は読書メモ、今はツイッターのログ置き場。

海で夏の終わりを迎えた

娘が海に行きたいというので今年の夏休み家族旅行は海水浴。何度か行ったことのある伊豆は下田へ踊り子号で2泊3日。各人の日程がタイトでお盆を過ぎてしまった。
前日までは暑かったのに、ちょうど天気の変わり目で、次第に気温が下がっていく。鍋田浜、外浦海岸、曇り空、水が冷たい。

水の中の足に、ときおりちくりと痛みが走る。あとで逗子育ちの義母に聞いたら、それはチンクイ虫だと。ネットで調べると、甲殻類の幼生、ゾエアのことだと。とげがあって、ひとによっては腫れと痒みがでるらしい。
気温が下がった午後は磯遊び。宿で黄色いバケツを借りて。うじゃうじゃといるヤドカリ、潮が引いたあとのくぼみに取り残された小魚、じっと見ていると穴から出てくる蟹たち。

最終日は水族館でイルカやゴマフアザラシのショウなどを見て、下田の町を散策。なまこ壁の建物、ペリーロード。お盆が終わってなんとなく寂しげな町をぶらぶら歩く。土産物屋のおじさんは、なまこ壁の家も「ただの家だけどね」と言うのだ。駅前では猫が寝ていた。

伊豆の先っぽではまだ蒸し暑さが残っていたが、東京に戻ったら夏が終わっていたのだった。娘の学校も、もうすぐ始まる。