まんがいろいろ
- 作者: 山下和美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: コミック
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建築も好きであることだし。
山下和美はなぜかマンション暮らしから一軒家を、しかも「数寄屋」建築の家を建てようとするのである。おもしろいなあ。
登場する建築家もちょっと変だし、山下和美の語り口が自虐系っぽいし、1巻だがようやく土地の購入にまでこぎ着けたところ。さてどうなるか、続きが楽しみ。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/13
- メディア: コミック
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あとは、主人公を「クイーン」にするまでどのように成長させるか。「天然系」の人物像のまま、最高の勝負にまで持って行けるのか。興味津々。
・じゃんぽ〜る西『パリ愛してるぜ〜』(飛鳥新社、2011年5月)
- 作者: じゃんぽ~る西
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2011/05/21
- メディア: 単行本
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フランスのマンガ、BD(バンド・デシネ)にあこがれてパリに渡った作者。日本食材店でアルバイトしながら、しかしBDの世界にはマンガ家のアシスタントという制度(?)はないのであった。
おしゃれなパリ、ステキな私が体験するパリ、なんてのじゃぜんぜんなくて、男性マンガ家のクールかつあくまでも「パリでなんとなく暮らすガイコクジン」目線が、おもしろい。
パリは「すごく汚くてすごくきれい」なところが好き、と。なるほど。
・槇村さとる『Real Clothes 12』(集英社、2011年6月)
- 作者: 槇村さとる
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/17
- メディア: コミック
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前者ふたつはぼくの「少女マンガ」への接し方、感じ方のベースを作ったさまざまな作品のうちのひとつ(ふたつ)なのだけれど、オトナになってまた読み始めた作品たちは、もはやあの「少女マンガ」ではなくなっていたのだった。
たしかにおもしろいのだ。でも、一方でちょっとつらくもある。優しさも甘さも逡巡も、女性であることも男性であることも、反発も葛藤も、すべて最終的に「強さ」と「現実を見つめて生きる」ことに回収されていく。さらに、「一流」であること、そこを目指すことがすべての行動の正当性を担保している。
うまい。読ませる。しかし逃げ道がない。そしてもしかしらたら、結局、都合がよい。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: コミック
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