ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

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100人のグリム

東京ミッドタウンへ行ってサントリー美術館でマイセン磁器見たり21_21 DESIGN SIGHTでソットサスや倉俣を見ようと思って出かけたが、乃木坂へ向かう途中にイフォン(by チョートク)でチェックしたら火曜日はお休みだったのだ。
では、と、表参道で降りて、ピンポイントギャラリーでやっている「100人のグリム童話展」へ。100人のイラストレーターが、グリム童話をモチーフに描いたイラストを展示・販売しているのだ。飯野和好スズキコージ宇野亜喜良長谷川義史などぼくもなじみの画家のものもあった。お値段は3万円から5万円ほど。なかなか楽しい。
ギャラリーのサイトで、ほとんどの絵を見ることができる。
http://www.pinpointgallery.com/cn8/cn33/cn50/100GRIMM2011.html
さて、せっかくだからと新御茶ノ水まで足を伸ばして、神保町へ。古本屋をぶらぶら冷やかし、東京堂のバーゲンブックの棚で高木昌史編『柳田國男とヨーロッパ口承文芸の東西』(三交社)を定価の3分の1ほどでゲット。成城大学民俗学研究所には柳田の蔵書が「柳田文庫」として保管されていて、そこには洋書文献がたくさん含まれている。それを調査しつつ、その結果を踏まえた口承文芸の比較研究、という本。執筆は成城大学の先生方である。
御茶ノ水の小川町口の方へ歩いて途中のスタバで本を読み、駅への階段を下りようとしたらイタリアン・レストランのミオ・ポストが去年の暮れに閉店していたのだった。