カンディンスキーと縄文土器

ふう。
あれとかこれとかなにやらいろいろやることがあって目がまわる、きょうの夕飯は手抜きで総菜屋のコロッケだ。
あいまをぬって丸の内へ。三菱一号館美術館で「カンディンスキーと青騎士」展を観る。あの一帯は丸の内ブリックスクエアというらしい。美術館のカフェに行きたかったがたいそう並んでいたので、美術館の前にあるカリフォルニアイタリアン「Ａ16」で昼食。ランチお高いが美味。
展覧会は、「カンディンスキーとちょっとだけ青騎士」という感じであった。良かったのは、青騎士が始まる前の、1908・9年あたりのカンディンスキーの絵だ。ミュンヘンやムルナウを描いた色彩豊かな絵は、色が豊富なのにどぎつくなくしっとりして、とても良い。
フランツ・マルクもアウグスト・マッケも、色彩に注目すればそれぞれに華やかで個性を競い、目が楽しいのだ。
見終わって、ちょっと歩いて銀座は並木通りへ。「古美術　祥雲」にて展示会「数寄者のやきもの」。縄文土器や弥生土器を眺める。手の届かない値段ではない。こういう世界もあるのか。いいなあ縄文土器。この店は小さな仏像や寺院の瓦（薬師寺のがあった）などが並んでいて、仏像好きの妻が引き寄せられていたよ。日本の古代、中世のものが中心のようだ。
銀座三越の地下でたねやの最中やどら焼きなどをお土産に買う。銀座は楽しいね。