ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

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ファティ・アキン『ソウル・キッチン』

新百合ヶ丘アルテリオ・シネマで、『ソウル・キッチン』を観た。ちょうど「メンズデー」ということで、1000円で鑑賞。
ソウル・キッチン」といえばドアーズ? 流れる音楽が良いという評判だし? と思って観ていたが、ドアーズはかからなかったようだ。でもたしかに音楽は良かった。
映画それ自体は、正直に言えば、まあ楽しかったな、というレベル。ドタバタにならぬコメディのセンスに感心、俳優の個性が楽しい。
しかし、あれが今のドイツを切り取ったものなのだろうか。批判的な意味でなく、さまざまな風俗がなんだかすごく「昔っぽい」感じを受けたのだ。エンディングクレジットの見せ方なども、センスが古くない? 音楽も含めて、わざとなんだろうな。監督の趣味で楽しんで作った映画、ということかも。あと、ドイツの刑務所はあんな感じなのか、とびっくり。
エンドロールを観ていたら、久しぶりに持病のあれの発作がやって来た。急いで外に出て、頓服を飲む。まいったなあ。