ホンダヨンダメモ(はてなダイアリー版)

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「ニューモデルマガジンX」という雑誌を

久しぶりに買ってしまった。うちのクルマがモデルチェンジするというのでちょっと情報を、と思い。版元の三栄書房は、中学高校時代に「AUTO SPORT」を毎号買っておりました。懐かしい。星野一義中嶋悟高橋国光長谷見昌弘・・・。
 この雑誌、発売前の新車情報、スクープ記事&写真、というのがメインではあるのだが、クルマに関わるけっこう社会派的な記事があってあなどれない。「国交省が検討していた高速無料化案をキャッチ」「『防衛省』疑惑の一般競争入札事案」「雇用崩壊への処方箋はあるのか」(田中秀臣のインタビュー記事もあり)などなど。オービスやNシステムといった「監視システム」への批判記事もある。
 山形浩生が連載しているし、講談社で「FRYDAY」や「週刊現代」の編集長をしていた元木昌彦の対談連載もある。今回は「次代雑誌メディアはどう展開すべきか」というタイトルで、永江朗と対談しているのだ。
 永江朗、最初のページの名前下には(フリーライター)と記してあるのに、写真横の紹介では「早稲田大学文化構想学部教授」とある。「フリー」ライターと大学教授が両立しうるものだとは思わなかった。実際には客員教授、ということのようだけれど。話している内容もだいぶピント外れというか今時のんびりしたお話しというか・・・。『批評の事情』も今ひとつだったし、前はもっと面白い書評など書いていたと思うんだけど。